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ワイヤープラントの植え替えと育て方

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基本情報

  • 科目:タデ科 ミューレンベッキア屬
  • 原産地:オーストラリア ニュージーランド
  • 種類・樹高:つる性 多年草 つるの長さ5m以上
  • 植え替え時期:3月末から6月
  • 適正土壌Ph値:5.5~6.5
  • 水やり:乾いたらたっぷり 地植えは不要(夏場の日照りの時は水やりしてください)
  • 置き場:日向 (日陰でも育つ)
  • 耐暑性:強い
  • 耐寒性:普通(霜にあたると落葉する)
  • 栽培難易度:☆

栽培の特徴

ワイヤープランツはつる性の観葉植物です。針金のような細くて強いつる状の枝に、卵型の小さな葉をたくさんつける、寄せ植えやグランドカバーなどに適した植物です。原産地は、オーストラリアやニュージーランドに約20種が分布しています。つるの長さは長いもので5m以上の長さに成長します。ワイヤープランツは常緑で強靭な植物で、冬場に霜にあたると葉が落ちますが、葉の落ちた部分を剪定したやると、春から夏にかけて、また伸びてきます。冬場完全に地上部を切り詰めて、何もない状態にして雪の中にうずもれていても、翌年、春にはまた成長をはじめ、つるが地面からたくさん伸びてきます。ワイヤープランツの栽培は簡単で、通所は鉢物の寄せ植えや庭植で栽培されています。5月ごろから8型ほろまでしいさな可憐な花を咲かせます。

ワイヤープランツの育て方

栽培カレンダー



栽培環境・日当たり・鉢の置き場所

一年を通してと外で管理します。日当たりはよくても、日陰でもきれいに育ちます。

庭植の植え付け場所

庭植に適した植物です。グランドカバーとして横に伸ばすのは簡単です。垂直の壁やフェンスに、簡単な誘引をしてはわせることもできます。半日陰でも良く育ちます。

鉢植えの置き場

鉢植えには、寄せ植えなどでよく利用される植物です。

一年を通じて戸外で栽培します。霜や雪などにも強い植物ですが、グランドカバーにしたり、フェンスなどにはわして地植えで栽培しやすい植物です。

植え替え適期

植え替え適期は3月末から6月と9月末から10月の期間です。

用土の適正土壌酸度など

適正土壌酸度はph5.5~6.5です。水はけのよい保水性のある肥えた土で育てます。

水やり

水やりの頻度については、環境の違いによって異なります。鉢植えの場合、夏場は土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。高温多湿には注意が必要です。休眠期の冬場は乾燥気味に育てます。

鉢植え

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。

冬場はやや乾燥気味に育てます。土が乾いてから3日から4日後に水やりします。乾かし気味でいいのですが、あまり乾燥させ過ぎると葉が枯れ始めます。

庭植の場合

基本的に水やりは必要ありません。夏場に日照りが続いたら、水やりしてください。高温多湿には注意が必要です。

剪定などの作業

剪定の必要はありませんが、乾燥などで葉が枯れてきたら枯れた部分を切り取ったり、あまり長く成長してくると、切り戻しが必要です。切り戻した茎は挿し穂に使用できます。

切り戻し

葉を見ながらバランスを見て切り戻します。

大きくなりすぎたら、好みの高さで切り戻します。切り戻しで出た部分は、差し穂として使用できます。切り口の下のあたりの脇芽から生長点(新しい芽)が出てきます。切り戻しは、株が安定しているならば、いつでもできます。

仕立て方

ワイヤープランツはつる性の植物です。つるの長さは育て方によってさまざまで、栽培環境に合わせて調整できます。仕立て方としては、フェンスにはわせたり、グランドカバーとして育てるのが一般的です。

グランドカバー

グランドカバーとして地上を這わして育てます。階段やコンクリートの上を這わして育てることもできます。

垂直に上に向かって育てる仕立て方

壁やフェンスを垂直に這わしたいときは、ある程度伸びた茎を数か所、どこかに結んでおくと全体を覆うように育てることができます。長く伸びすぎたところは切り詰めたり、誘引して枝の向きを調整しながら育てることができます。

追肥

肥料は元肥の他に

毎年3月末から6月の間と9月~10月、月に1回化成肥料を与えます。

または、2週間に1度くらいの割合で、定期的に液肥を与えます。

液体肥料の種類は、観葉植物用の液肥か花用の液肥などを水やりの時に与えます。

ワイヤープランツの植え替え

植え替えの時期

植え替え適期は3月末から6月と9月から10月の期間です。



植え替えの用土

水はけのよい保水性のある良く肥えた土を好みます。

鉢植えの用土

鉢植えの場合は、市販の観葉植物用の培養土などを使います。

自分で配合する場合は、

赤玉土小粒 6

腐葉土 3

パーライトや軽石 1

などの比率で配合します。

元肥

同時に元肥としてマガンプK(マグァンプK)などの暖効肥料などを入れておきます

マガンプkは優れた肥料で、暖効性で水やりなどで溶けて流れることのないように、

極力水に溶けずに、根に触れても根焼けしにくく、長く効果が持続するように作られています。

肥料切れの心配を解消してくれる優れものです。

鉢植えの植え替え頻度

株の大きさにもよりますが、1年から3年に一度くらい植え替えます。植え替えの時期としては、根が鉢の下から出てきたり、水やりしても。根が詰まっていて水が鉢底に吸収されないで、ウオータースペースに残っている場合は、根つまりを起こしているので、すぐに植え替えが必要です。一回り大きな鉢に植え替えるか、根を剪定して、そのままの鉢に植え替えるようにしてください。

植え替えの方法

植え替えの方法は、古い鉢から出した株にいたんだ根や黒ずんだ根がある場合は取り除きます。あまり根を崩さずに一回り大きな鉢に植えつけます。株は挿し芽で簡単に更新できます。植え替えであまり大きな鉢になるようでしたら、株を更新して新しい鉢を作っておくと便利です。

増やし方

ワイヤープランツは、挿し芽や株分けで簡単に増やせます。

挿し木:剪定した枝を挿す方法

剪定した茎をしばらく水に差してから用土にさします。差し穂は葉が1枚から2枚以上ついているものを使ってください。差し穂の長さは10cm前後のものが最適です。

適期は3月下旬から4月と9月から10月ごろです。

株分け

株分けは、植え替えの時に根を分割して植え替えます。適期は植え替え適期と同じです。

冬越の方法(冬季管理方法)

通常は1年中、戸外で管理します。積雪や霜にも強い耐寒性のある植物です。雪や霜で葉は枯れて落ちてしましますが、根が凍らないかぎり来年の春に、また新芽が地上から伸びてきます。冬場は軒下で雪の当たらないところに置いておくと葉を落とさずに冬越しできます。

病害虫

病気

すす病

アブラムシの排泄物がかびて、黒くなった状態です。アブラムシの除去と風通しのいい環境を心がけましょう。

害虫

ハダニ

夏場の乾燥時にはのうらに発生します。

アブラムシ

樹液を吸引し、病気を媒介します。







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