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サボテンの植え替えや育て方

更新日:

基本情報

  • 科目:サボテン科 アズテキウム屬、テロカクタス屬、テフロカクタス屬、エキノケレウス屬、コリファンタ屬など
  • 原産地:南米 メキシコ アメリカなど アフリカ大陸からインド洋にかけて
  • 種類・樹高:多年草 多肉種
  • 植え替え時期:3月から4月、9月~10月
  • 適正土壌Ph値:6.0~7.0(種類によっては、7.5前後のものもある)
  • 水やり:乾燥地に分布している(冬はほぼ断水、夏場は乾いたらたっぷり上げても構いません)
  • 置き場:日向
  • 開花:種類による(開花する種類があります)
  • 花の色:オレンジ、赤、黄、複色、ブルー、など
  • 耐暑性:強い
  • 耐寒性:弱い
  • 開花時期:5月~6月
  • 栽培難易度:☆☆☆

栽培の特徴

サボテンは、小型のものから大きなものまでたくさんの種類が存在して、100均などでもよく見かける比較的身近で育てやすい植物です。原産地が乾燥した砂漠地帯などが多く、乾燥を好み、寒さには弱いので、一般的に室内で育てられることが多い植物です。

春から夏にかけては、水やりしますが、冬場はほぼ乾燥させて育てます。乾燥した砂漠や雨のほとんど降らない高地の過酷な環境でも生育できるように、葉や茎、根に水分と栄養分を長く蓄えることができるようになっています。刺があるので、植え替えなどん作業の際は、厚手のゴム手袋などが必要です。

サボテンの育て方

栽培カレンダー

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栽培環境・日当たり・鉢の置き場所

夏に成長する多肉種の植物です。日向を好みます。暑さには強く、乾燥にも非常に強い植物です。寒さには非常に弱く、最低気温が常時10℃を下回わる環境では、生育が鈍り、さらには枯れてしまいます。冬場は、室内に取り込んで休眠させて管理ます。

庭植の植え付け場所

通常庭植えはしません。雪や霜にあたると枯れてしまします。

雪や霜の心配のない地域の場合、庭植ではできるだけ日当たりのいい、雨の当たらない、水はけのいい場所に植えつけましょう。

鉢植えの置き場

鉢植えの場合もできるだけ日の当たるところにおいてあげるのが理想です。冬場は、室内に取り込んで冬越させます。通常は1年を通して室内で管理します。

植え替え適期

植え替え適期は3月から4月と9月から10月の期間です。

用土の適正土壌酸度など

適正土壌酸度は、Ph6.5~7.5です。極端に水はけ、通気性のいい、有機質を多く含む土質を好みます。

水やり

水やりの頻度については、鉢植えや地植えなどの環境の違いによって異なります。過湿を嫌います。11月~翌年3月くらいまでの間、休眠状態に入ります。この間は断水してください。夏場は乾かしてからたっぷり水やりします。

鉢植え

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。夏場の成長期は、乾いたら、たっぷり水やりしてもいいのですが、11月~翌年3月くらいまでの間、休眠状態に入ります。この間は断水してください。。

庭植の場合

基本的に庭植はしませんが、特別な環境で庭植ができる場合でも、水やりはあまり必要なく、

自然な雨に任せます。

基本的には必要ありませんが、

植え付けてすぐでまだ根が十分に育っていない時期や、雨が降らない日が異常に長く続いたときは水やりが必要な時もまれにあります。

成長が進み、完全に根が育ってきたっら、よっぽどでない限り水やりする必要はありません。

剪定などの作業

定期的な剪定は必要ありません。

花が枯れた後の作業

開花する品種で、花が咲いた後は、花が枯れた後に花茎を摘み取ります。そのままにしておくと株自他が弱ってしまいます。

切り戻し作業

種類にもよりますが、大きくなりすぎた株を小さく仕立て直すには、7月~9月に切り戻しの作業をします。切り戻した茎は挿し木に使えます。切り戻しは簡単で、好みの高さで茎を切り取ってください。切り戻したところが生長点として新しい芽が出てきます。

支柱

一般的に必要はありません。

追肥

肥料は元肥の他に

毎年5月から7月、月に1回化成肥料を与えます。

または液体肥料を利用します。

サボテンの植え替え

植え替えの時期

植え替え適期は3月から4月と9月~10月ごろの期間です。

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植え替えの用土

適正土壌酸度は、ph6.0~7.0(品種によって7.5前後の場合があります)です。水はけ、通気性のいい、有機質を多く含む土質を好みます。

鉢植えの用土

サボテンの用土は、

①通気性、排水性、保水性が良い。
②保肥力がある。
③粒が細かく大きさが均等。

上記の3つの要素を十分満たす土が適正です。一般的な園芸用度よりさらに、通気性と排水性が求められます。

鉢植えの場合は、

一般的には市販のサボテン多肉植物の土を利用するといいでしょう。

自分で配合する場合は

基本配合として、
赤玉土(小粒)4 鹿沼土 2 日向ぼら土(小粒の軽石)3 くん炭やヤシ殻活性炭 1 

などの割合で用土を配合して植え付けます。

植え付けの際は、鉢底に鉢底石をしいて植え替えます。

元肥

同時に元肥としてマガンプK(マグァンプK)などの暖効肥料などを入れておきます

マガンプkは優れた肥料で、暖効性で水やりなどで溶けて流れることのないように、

極力水に溶けずに、根に触れても根焼けしにくく、長く効果が持続するように作られています。

肥料切れの心配を解消してくれる優れものです。

鉢植えの植え替え頻度

植え替えの際は

鉢植えは2年から3年毎に一度、

植え付け時と同じ要領で、一回り大きな鉢に植え替えてください。

庭植の用土と植え付け方法

あまり一般的ではありません。

サボテン増やし方

サボテンは挿し木、胴切りで簡単に増やすことができます。

胴切り

サボテンの胴切りとは、育ちすぎて、病気にかかったり根腐れしているサボテンの、茎を切り取って、新たに新しい株として植え付ける作業です。水を上げすぎたりして、株の下のほうがぶよぶよになって腐りかけている場合などでも、病気にかかっていないところから上を切り取って新しい土に植えつけます。サボテンの胴切りは、梅雨時や真夏を避け、3月から10月ぐらいに行います。傷口からバイ菌が入って、腐ってしまわないように、傷口を乾かしてから挿すか、晴れた日の午前中に作業を行います。

挿し木

小さく枝分かれした部分を切り取って差し穂を作ります。差し穂は剪定後すぐに土にさしたりせず、2日ほどそのまま置いておいて、切り口を乾かしてから土にさします。適期は3月から10月ですが、胴切りと同じように梅雨時や真夏は避けましょう。

冬越の方法(冬季管理方法)

耐寒性はありません。霜が降りる前に室内に取り込みます。一般的には一年中室内で管理されることが多い植物です。

病害虫

病気

すす病

すす病は、カイガラムシの排泄物から発病します。カイガラムシの発生を予防して対応します。

赤腐れ病

根元が赤くなり、柔らかくなります。

黒腐れ病

根元が黒くなり、柔らかくなります。

黒斑病

葉に黒い斑点ができます。シャコバサボテンなどに発生します。

害虫

カイガラムシ

すす病の原因になるカイガラムシは1年を通して発生します。茎に白い塊がついているのを発見したら、それはカイガラムシです。そのままにしておくと茎から樹液を吸われて株の成長を妨げるだけでなく、すす病を発生させるので殺虫剤で駆除しなければいけません。

アブラムシ

樹液を吸引します。

ネジラミ(サボテンネコナガカイガラムシ)

根に発生します。

ダニ類

植物が赤色に変色します。

ネマトーダンチュウ

根に寄生し根にこぶを作ります。

ナメクジ

幼い苗を食害します。







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