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コデマリの植え替えと育て方

更新日:

基本情報

  • 科目:バラ科 シモツケ屬
  • 原産地:中国南東部
  • 種類・樹高:低木1m~1.5m
  • 植え替え時期:2月3月 10月11月
  • 適正土壌Ph値:5.0~5.8
  • 水やり:乾いたらたっぷり
  • 置き場:日向
  • 開花:4月~5月
  • 花の色:赤・白・桃・混色など
  • 耐暑性:強い
  • 耐寒性:強い
  • 剪定時期:花後すぐの5月6月
  • 栽培難易度:☆☆

栽培の特徴

コデマリは、日本で古くから園芸品種とし親しまれてきた人気の庭木で江戸時代から盛んに栽培されてきました。細長い枝や葉が見えなくなるほど、白い小さな毬のような形の花をたくさん咲かせます。白い花が株全体を覆い、垂れ下がる姿が見事で切り花としても、よく利用されています。

適正土壌酸度の値も日本の土地に適応した弱酸性で、耐寒性、耐暑性ともに強靭で、日本の風土に完全にマッチした育てやすい植物です。

コデマリの育て方

栽培カレンダー

栽培環境・日当たり・鉢の置き場所

日光を好みます。できるだけ日当たりのいいところで育てましょう。日当たりの悪いところでは花付きが悪くなります。

植え替え適期

植え替えの適期は春前、2月~3月が適期です。または10月11月の秋口です。

用土の適正土壌酸度など

土壌酸度は、弱酸性の土壌を好みます。水はけ、通気性のいい適度に湿度を保つ、有機質を多く含む土質を好みます。ph5.0~5.8

水やり

水やりの頻度については、鉢植えや地植えなどの環境の違いによって異なります。どちらも水きれには注意が必要です。

鉢植え

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。成長期の水きれには注意が必要です。

庭植の場合

基本的には必要ありませんが、

植え付けてすぐでまだ根が十分に育っていない時期や、雨が降らない日が続いたときは水やりが必要です。

成長が進み、完全に根が育ってきたっら、よっぽどでない限り水やりする必要はありません。

剪定などの作業

秋口に翌年に咲く花芽が分化します。秋以降に剪定してしまうと花芽を切ってしまい、来年の花が咲かなくなります。剪定は花後すぐに行います。株別れして枝がたくさん出てくると風投資が悪くなり、病害虫が発生してしまうので、細い枝や枯れた枝は剪定します。花後すぐの季節であれば、強剪定しても夏までに新しい枝が伸びて、来年にはまた花を咲かせてくれます。

花が枯れた後の作業

花後に花がらつみが必要です。花が咲き終わって枯れた花がらを放置しておくと、

見た目も悪いですし、花びらが葉の上で腐食して病気の原因にもなりますので摘み取ります。

枝の剪定作業

花後の剪定

花後、

枝の剪定は6月前半までに行います

昨年までの枝は、

6月前半までであれば、細い枝やかえかけている枝を剪定して風通しを良くしておきます。

秋の剪定

秋口にも剪定できます。休眠期に入る前に伸びすぎた枝を剪定して小さくしておくこともできます。

追肥

肥料は元肥の他に

休眠期の

1月~2月ごろに寒肥として1回

(1月ごろに暖効性肥料の油粕か、2月に即効性の化成肥料)

通常庭木には、夏場に追肥することはありませんが、

御礼被として。花が咲いた後に1回追肥します。

年間で合計2回与えます

コデマリの植え替え

植え替えの時期

植え替えの適期は春前、2月~3月が適期です。または10月11月の秋口です。

植え替えの用土

土壌酸度は、弱酸性の土壌を好みます。水はけ、通気性のいい適度に湿度を保つ、有機質を多く含む土質を好みます。

鉢植えの用土

大きくなるので通常鉢植えでは管理できません。

どうしても鉢植えする場合は、

基本配合として、

赤玉土(小粒)6

腐葉土4

の割合で用土を配合して植え付けます。

植え付けの際は、鉢底に鉢底石をして、植え替えます。

元肥

同時に元肥としてマガンプK(マグァンプK)などの暖効肥料などを入れておきます

マガンプkは優れた肥料で、暖効性で水やりなどで溶けて流れることのないように、

極力水に溶けずに、根に触れても根焼けしにくく、長く効果が持続するように作られています。

肥料切れの心配を解消してくれる優れものです。

鶏糞などアルカリ性の強い肥料を混ぜると土壌がアルカリ性ななる場合がありますので注意が必要です。

鉢植えの植え替え頻度

植え替えの際は

鉢植えは2年から3年毎に一度、

植え付け時と同じ要領で、一回り大きな鉢に植え替えてください。

庭植の用土と植え付け方法

庭植する際は

根鉢の倍の大きさの植穴を開けて

あらかじめ腐葉土などを混ぜて深植えにならないように植え付けます。

深植えしてしまうと根が呼吸できなくなったり、

根腐れの原因にもなる場合がありますので、注意が必要です。

地上では見えませんが、成長した根は直径2cmから3cmくらいにまで太く、強靭な根が広がります。植え替えの時は注意が必要です。

堆肥を施す際は、若干深めに植穴を開けて、そこにバーク堆肥を入れておくと、土に微生物が繁殖しやすくなり

植物にとって栄養のある肥えた土を作ります。

株間

複数の株を植え付けるときは

大きく成長することを考慮して、十分な株間をとりましょう。

元肥

こちらも植え込み時に

バーク堆肥や油粕、

元肥としてマグアンプKなどを混ぜ込んでおくと安心です。

庭植の場合は大粒のマガンプKがおすすめです。

増やし方

挿し木で簡単に増やすことができます。

挿し木の適期は3月上旬から下旬ごろで、

このころは、落葉時ですが、前年に出てきた枝を使用すます

前年に伸びた枝を10cmくらい使って差し穂を作ります。差し穂を赤玉土単用の用土にさして、日陰で管理します。1カ月ほどで発根し始めます。

冬越の方法(冬季管理方法)

耐寒性には優れれており、庭植の場合は落葉して積雪にも耐えて自然に冬越しします。鉢植えでも同じです。簡単に冬越しさせることができます。

病害虫

主な病気

うどんこ病

古い枝や細い枝などの剪定で、風通しを良くして予防します。

主な害虫被害

アブラムシ、カイガラムシ

風通しを良くして予防します。







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