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シンビジュームの植え替えと育て方

基本情報

栽培の特徴

シンビジュームは、東南アジアを中心に広範囲にわたる熱帯雨林に自生しています。デンドロビュームは、通常土に根を生やして咲いているのではなく、熱帯雨林の木などに着生して生息しています。

シンビジュームの栽培は、植木鉢にミズゴケなどで植え付けるのが一般的です。根腐れしやすいので、水のやりすぎには注意が必要です。シンビジュームを枯らしてしまう一番の原因は、過湿による根腐れです。鉢はプラスチック製でも栽培できますが、素焼きなどの揮発性の高い素材のもののほうが栽培しやすいようです。

気温が5℃以下になると枯れてしまします。晩秋から春先までの間は室内で管理します。関東圏では11月~4月の間は、室内に取り込んで栽培します。

シンビジュームは、繁殖旺盛な植物で、容易に株分けすることができるのも特徴の一つです。

シンビジュームの育て方

栽培カレンダー

栽培環境・日当たり・鉢の置き場所

冬場は室内で栽培します。春から夏の間は、戸外に移して管理します。夏場は日向においてください。日差しが強すぎると葉が焼けてしまいますので、真夏は明るい日陰に移動して育てます。

庭植の植え付け場所

一般的に庭植はしません。霜や雪の心配のない所でない限り、庭植はできません。

鉢植えの置き場

冬は室内、春から夏場は戸外で管理します。冬場は暖かい窓際などに置いて育てます。室内の気温が5℃お下回らに用にするのが理想的です。霜や雪などには弱いので、冬の戸外では育てられません。

霜の心配のなくなる5月あたりから、外に出してあげて、温かい日向で株を丈夫に育てましょう。真夏の直射日光が強くなってきたら、温かい日陰に移動してあげてください。

植え替え適期

植え替え適期は4月から5月の期間です。

用土の適正土壌酸度など

水コケやヤシ殻チップなどに植えつけます。

水やり

水やりの頻度については、環境の違いによって異なります。鉢植えの場合、年間を通じてミズゴケが乾いたらたっぷり水やりします。根腐れを起こしやすい植物です。加湿には注意が必要です。

鉢植え

鉢植えの場合は、ミズゴケが乾いたらたっぷり水やりします。水きれすると枯れてしまいますが、 加湿には弱いので水の与えすぎは要注意です。

冬場も土が乾いたら水やりします。乾かし気味でいいのですが、あまり乾燥させると葉が枯れてしまします。

庭植の場合

庭植には適しません。

剪定などの作業

剪定の必要はありません。

花が枯れた後の作業

枯れた花はそのまま放置しておいても大丈夫です。枯れた花が気になる様でしたら、摘み取ってください。

花茎切り

一通り花が咲き終わったら、節から伸びている花茎を切り取ります。

バルブと呼ばれる葉がついている茎を切らないようにしてください。

追肥

肥料は元肥の他に

毎年4月から9月の間、月に1回化成肥料を与えます。

あまり窒素分を多く含む肥料を与えすぎると花付きが悪くなります。リン酸を多く含む肥料を使うと花付きはよくなります。

シンビジュームの植え替え

植え替えの時期

植え替え適期は4月から5月ですの期間です。

植え替えの用土

水コケや洋ラン用バークなどを使います。

鉢植えの用土

一般的に土は使いません。

鉢植えの場合は、洋ラン用の植木鉢などに、洋ラン用のバークや水コケなどで植え付けます。

元肥

同時に元肥としてマガンプK(マグァンプK)などの暖効肥料などを入れておきます

マガンプkは優れた肥料で、暖効性で水やりなどで溶けて流れることのないように、

極力水に溶けずに、根に触れても根焼けしにくく、長く効果が持続するように作られています。

肥料切れの心配を解消してくれる優れものです。

鉢植えの植え替え頻度

2年から3年に一度くらい植え替えるのが理想ですが、植え替えの時期としては、根が鉢の下から出てきたり、水やりしても。根が詰まっていて水が鉢底に吸収されないで、ウオータースペースに残っている場合は、根つまりを起こしているので、すぐに植え替えが必要です。穂と回り大きな鉢に植え替えるか、根を剪定して、そのままの鉢に植え替えるようにしてください。

増やし方

シンビジュームは、バルブといわれる茎を挿したり、株分けで比較的簡単に増やせます。

バルブを摘んで挿す方法

バルブと呼ばれる茎が地上に出てきます。バルブは節に葉が出て葉の間からいずれ、花茎が出てそこからつぼみがたくさん出て開花します。

バルブの節からは、花茎だけではなく、そこからまたバルブの子供のような別のバルブが出て来るのですが、その子供バルブにもいずれ白い地上根が出てきます。根が出てきたころにバルブを親から摘み取って、別の水コケなどに挿しておくと新しい株が育ち始めます。

株分け

株分けは4月から5月の植え替えの時期に行います。株が成長して鉢が窮屈になって来たら株分けします。こちらも簡単ですが、できるだけ根を傷めないようにしましょう。

冬越の方法(冬季管理方法)

冬場は霜が降りる11月までに室内に取り込みます。霜や雪には弱いの戸外では栽培できません。

病害虫

病気

根腐れ

過湿の状態が津で区と根腐れになります。

ウイルス病

葉に黒い斑点が多数出てきたらウイルス病に感染しています。この病気は完治できないので見つけ次第処分してください。ウイルス病は周りの過分い伝染します。

害虫

ナメクジ

5月から10月の間、雨の日などに発生します。晴れた日は、主に夜間に活動します。見つけ次第捕殺するか、ナメクジ用の殺虫剤をまいて対処しましょう。

アブラムシ

葉や茎から養分を吸引します。吸引と同時にウイルス病を媒介するので、駆除が必要です。

カイガラムシ

株が込み合ってくると発生します。風通しを良くしてやりましょう。

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