サイトアイコン My☆週末園芸館

ブライダルベールの植え替えと育て方

基本情報

栽培の特徴

ブライダルベールは常緑の観葉植物です。夏に小さな白い花をたくさん咲かせる、寄せ植えやグランドカバーなどに適した植物です。原産地は、メキシコです。ブライダルベールは強靭な植物で、冬場完全に地上部を切り詰めて何もない状態にして、株元を敷き藁やバークチップなどで養生し、根が凍らないようにしておくと、春から夏にかけて、また伸びてきます。ブライダルベールの栽培は簡単で、通常は鉢物の寄せ植えや単独で釣り下げた鉢などで栽培されています。8月ごろから小さな白い可憐な花をたくさん咲かせます。

ブライダルベールの育て方

栽培カレンダー



栽培環境・日当たり・鉢の置き場所

一年を通してと外で管理します。日当たりはよくても、葉は日陰でもきれいに育ちますが、花付きが悪くなります。

庭植の植え付け場所

鉢植えに適した植物です。

鉢植えの置き場

鉢植えには、単独でも見栄え良く栽培できますが、寄せ植えなどにもよく利用される植物です。

一年を通じて戸外で栽培します。霜や雪などに弱い植物です。根が凍ってしまうと枯れてしまいます。

植え替え適期

植え替え適期は5月から9月の期間です。

用土の適正土壌酸度など

適正土壌酸度はph5.5~6.5です。水はけのよい保水性のある肥えた土で育てます。

水やり

水やりの頻度については、環境の違いによって異なります。鉢植えの場合、夏場は土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。休眠期の冬場は乾燥気味に育てます。

鉢植え

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。

冬場はやや乾燥気味に育てます。土が乾いてから3日から4日後に水やりします。乾かし気味でいいのですが、あまり乾燥させ過ぎると葉が枯れ始めます。

庭植の場合

基本的に水やりは必要ありません。夏場に日照りが続いたら、水やりしてください。

剪定などの作業

剪定の必要はありませんが、乾燥などで葉が枯れてきたら枯れた部分を切り取ったり、あまり長く成長してくると、切り戻しが必要です。切り戻した茎は挿し穂に使用できます。

切り戻し

葉を見ながらバランスを見て切り戻します。

大きくなりすぎたら、好みの高さで切り戻します。切り戻しで出た部分は、差し穂として使用できます。切り口の下のあたりの脇芽から生長点(新しい芽)が出てきます。切り戻しは、株が安定しているならば、いつでもできます。

仕立て方

枝の長さは育て方によってさまざまで、栽培環境に合わせて調整できます。仕立て方としては、背の高い鉢や大の上に置いた鉢などから垂らすように育てるのが一般的です。成長すると自然に形が整っていきます。剪定などあまり気にせず、簡単に見栄えのいい鉢が出来上がります。

グランドカバー

グランドカバーとして地上に植えておくと、横に広がります。

追肥

肥料は元肥の他に

毎年4月から10月、2カ月に1回化成肥料を与えます。

または、一カ月おきに2週間に1度くらいの割合で、定期的に液肥を与えます。

液体肥料の種類は、観葉植物用の液肥か花用の液肥などを水やりの時に与えます。

ブライダルベールの植え替え

植え替えの時期

植え替え適期は5月から10月の期間です。



植え替えの用土

水はけのよい保水性のある良く肥えた土を好みます。

鉢植えの用土

鉢植えの用土を、

自分で配合する場合は、

赤玉土小粒 7

腐葉土 3

などの比率で配合します。

元肥

同時に元肥としてマガンプK(マグァンプK)などの暖効肥料などを入れておきます

マガンプkは優れた肥料で、暖効性で水やりなどで溶けて流れることのないように、

極力水に溶けずに、根に触れても根焼けしにくく、長く効果が持続するように作られています。

肥料切れの心配を解消してくれる優れものです。

鉢植えの植え替え頻度

株の大きさにもよりますが、1年から3年に一度くらい植え替えます。植え替えの時期としては、根が鉢の下から出てきたり、水やりしても。根が詰まっていて水が鉢底に吸収されないで、ウオータースペースに残っている場合は、根つまりを起こしているので、すぐに植え替えが必要です。一回り大きな鉢に植え替えるか、根を剪定して、そのままの鉢に植え替えるようにしてください。

植え替えの方法

植え替えの方法は、古い鉢から出した株にいたんだ根や黒ずんだ根がある場合は取り除きます。あまり根を崩さずに一回り大きな鉢に植えつけます。株は挿し芽で簡単に更新できます。植え替えであまり大きな鉢になるようでしたら、株を更新して新しい鉢を作っておくと便利です。

増やし方

ブライダルベールは、挿し芽や株分けで簡単に増やせます。

挿し木:剪定した枝を挿す方法

剪定した茎をしばらく水に差してから用土にさします。差し穂は葉が4節から5節ついているものを使ってください。葉を2枚から3枚のこして、そのほかの下葉は摘み取った差し穂を10本から20本くらいまとめて、5号から6号ぐらいの鉢に三分の一ほど挿してたっぷり水やりします。2週間ほどで発根して、2カ月後には脇芽が伸びて、3カ月ぐらいでりっぱな鉢が出来上がります。挿し木は簡単です。

適期は5月から8月ごろです。

株分け

株分けは、植え替えの時に根を分割して植え替えます。適期は植え替え適期と同じで5月~9月ごろです。古い土を三分の一程度取り除き、はさみなどで根を切り分けます。株分けしたらそのあと、茎葉も三分の一程度間引きます。間引いた後は、しばらく日陰で、水きれしないようにこまめに水やりして管理します。1週間ほどして株が元気であればものの日向に移動してやります。

冬越の方法(冬季管理方法)

通常は1年中、戸外で管理します。積雪や霜に弱く根が凍ると枯れてしまいます。地上部をすべて切り落としても。、根が凍らないかぎり来年の春に、また新芽が地上から伸びてきます。冬場は軒下で雪の当たらないところに置いておくと葉を落とさずに冬越しできます。

病害虫

病気

炭そ病

春から秋にかけて発生します。

害虫

ハダニ

夏場の乾燥時にはのうらに発生します。

カイガラムシ

樹液を吸引します。

 

モバイルバージョンを終了